6 本の弦と、その並び方
レギュラーチューニングは太い方から E–A–D–G–B–E です。オクターブまで 書けば E2–A2–D3–G3–B3–E4 — 6 弦の E2 は真ん中の C の 2 オクターブ下になります。 アコースティックでもエレキでもクラシックでも、この並びは同じです。
並びを見ると、隣り合う弦はどれも完全 4 度差 — ただし 3 弦と 2 弦のあいだだけが 長 3 度です。ここだけ狭いのは押さえやすさのための妥協で、コードの形が 1 弦・2 弦で崩れて見えるのも、Eフォームのバレーコードが指の形として成立するのも、 すべてこの 1 か所のせいです。
タブでチューニングを切り替えられます。色のついた弦が、レギュラーから動かす弦です。
合わせる順番
- 6 弦(いちばん太い弦)から始めます。 太い弦ほどネックにかかる力が大きく、あとから動かすと細い弦の音程を引きずるからです。
- 1 本ずつ、開放弦を鳴らします。 鳴らしてすぐは音程が上ずるので、ほんの一瞬待ってから読んでください。
- 下から上げて合わせます。 目標より高いときは、いったん明確に下げてから 上げ直してください。ペグを緩めた状態で止めると、ナットに引っかかっていた分が 演奏中にずれて出てきます。
- ひととおり終わったら、もう一周します。 6 本のうち 1 本を動かすとネックのたわみが変わり、残りの 5 本がわずかに動きます。 新しい弦なら二周でも足りないことがあります。
2 弦と 1 弦がいちばん先に狂う
プレーン弦(巻き線のない弦)は細く、張力の変化に敏感で、指の熱と汗にも反応します。 演奏の途中で狂う弦を 1 本挙げるなら、たいてい 2 弦の B です。曲のあいだに確認するなら、 まずそこを見てください。
新品の弦は、それとは別に伸びます。張ったばかりの弦は数時間から数日、 下がり続けます。各弦を軽く引っぱって伸ばし、合わせ直す — これを 2、3 回繰り返せば 落ち着きます。壊れることはありません。
よくある質問
チューナーが 6 弦を読み取ってくれません
低い音は基音より倍音の方が大きく鳴るので、判定が 1 オクターブ上に飛ぶことがあります。 ネック寄り(12 フレットあたりの上)で弾き、ブリッジの真上を避けてください。 表示のオクターブ番号も確認を — E3 と出ていれば、音は合っていて読み取りが 1 オクターブずれているだけです。
半音下げやドロップ D にしたいのですが
上の基準音のタブで切り替えられます。半音下げは 6 本すべてを半音下げるチューニングで、 弦の張力が下がるぶん少し弾きやすくなります。ドロップ D は 6 弦だけを D まで 下げるもので、1 本の指でパワーコードが押さえられるようになります。 どちらもメーターの読み方は同じです。
ピアノに合わせたいときは?
ピアノは調律師が合わせた高さから動かせないので、ギター側を合わせます。多くのピアノは A = 440 Hz ですが、古い楽器や長く調律していないピアノはそこから 外れています。ピアノの A を鳴らしてこのメーターで読み、全画面のチューナーの設定でその値を基準ピッチにしてください。 以降は 6 本ともそのピアノに揃います。