完全 5 度で、A から
バイオリンの 4 本は G3–D4–A4–E5、隣どうしがすべて完全 5 度です。 オーケストラがオーボエの A から合わせるのと同じ理由で、A 線から始めます— 基準をひとつ決めて、そこから 5 度ずつ外へ広げていくためです。
A を合わせたら、D、G、E の順に進みます。慣れてきたら、隣り合う 2 本を同時に弾いてうなりが消えるのを聴くやり方に移ってください。5 度は耳で驚くほど 正確に取れますし、メーターより速く合います。
ビオラは 5 度下の C–G–D–A で、同じ手順がそのまま使えます。3 番目のタブは A = 442 Hz のオーケストラ用です。
ペグを回すときのコツ
- 押しながら回します。 回すのと同時にペグを穴の奥へ軽く押し込むと、 その位置で止まります。押さずに回すと、手を離した瞬間に戻ります。
- 下から上げて合わせます。 高すぎたら、目標より少し下まで 緩めてから上げ直してください。
- 動かす量はごくわずかに。 ペグの数ミリが、音程では 半音を超えることがあります。
- 駒を見てください。 何度も合わせていると駒が指板側へ倒れてきます。 倒れたまま張力を上げ続けると、いつか倒れます。表板に対して垂直に立てておいてください。
A は 440 Hz とは限りません
独奏や練習なら A = 440 Hz が既定です。しかしオーケストラは 442 Hz、団体によっては 443 Hz で合わせますし、 古楽のアンサンブルは 415 Hz — 現代のピッチより半音ほど低いところを使います。
合わせる前に、全画面のチューナーの設定で基準ピッチを 実際に使う値にしてください。一度設定すれば 4 本すべてがそれに従います。 440 のまま 442 の団体に持っていくと、開放弦が全部わずかに低いことになります。
よくある質問
どのくらいの頻度で合わせますか?
弾くたびに、そして練習の途中でも一度。バイオリンは木と羊腸(または合成繊維)で できていて、どちらも湿度と温度で動きます。暖房を入れた部屋、冷えた車の中、 季節の変わり目 — どれも音程を動かします。
メーターは合っているのに、弾くと音程が悪く聞こえます
開放弦が合っていることと、指で押さえた音が合っていることは別の問題です。 後者は左手の音程で、チューナーではなく耳と指で作ります。 開放弦との共鳴(たとえば 1 の指の D を弾いたとき D 線が鳴るか)を 聴くのがいちばん確実な確認方法です。
ビオラにも使えますか?
使えます。上のタブに C–G–D–A があります。バイオリンの 4 本から 5 度下がった 並びで、手順はまったく同じ — A から始めて外へ広げ、 最後の数セントはアジャスターで詰めます。